目くじら立ててますか? -『手拭合(たなぐいあわせ)』より

以前紹介しました『手拭合(たなぐいあわせ)』より、カッコいいデザインをご紹介!

以前紹介した記事はこちら↓

これが江戸時代のデザインだなんて…!なんてことだ…!!

『乾山遺墨』の時とほぼおんなじこと言ってますね。

実際のページはこちら↓

『たなくひあわせ』(国文学研究資料館所蔵)
出典: 国書データベース,https://doi.org/10.20730/200008234

左上が熊野染ですね。

詞書(説明文)は「古来より鯨帯といへる事は聞と くしら手拭なきをは目くしら立て」とあります。

鯨帯とは、昼夜帯ともいい、表と裏で布地が違う帯のことを指します。

元々は黒い布に白い裏地をつけたものを、鯨の腹と背中で白黒分かれていることになぞらえて「鯨帯」と名付けたというわけです。

全文の意味は、帯には鯨帯があるのに、手拭には鯨が無いのは何事だ!

と目くじらを立てて考案した、という感じですかね。洒落が効いてますね。

最近は「目くじらをたてる」って表現はあまり聞かない気がしますが…

みなさん…

なんかこういうポスターありそうですよね。

【参考文献】

・日本遺産 鯨とともに生きる 日本遺産ストーリー

https://kumanonada-nihonisan.jp/story/index.html

【用語出典】

・「鯨帯」(精選版 日本国語大辞典)

https://kotobank.jp/word/%E9%AF%A8%E5%B8%AF-483448

※ウェブページの閲覧日は2025年5月21日


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