あっという間に年の瀬がやってまいりました。2023年も終わり、2024年がやってきます。
国内外の動きの激しさに加え、今年は個人的にも激動の一年でした。
来年はどうなることやら…
という訳で、今回は江戸時代の浮世絵に描かれた、年末に明くる年の吉凶を占った(かもしれない)とある怪異をご紹介します。

この狐火が描かれた江戸時代の浮世絵はこちら!↓

出典↓
https://jmapps.ne.jp/adachitokyo/det.html?data_id=385
※歌川広重《名所江戸百景 王子装束ゑの木大晦日の狐火》木版多色摺、大判錦絵、安政4年(1857)、足立区立郷土博物館蔵、同館収蔵資料データベースより、2025年5月29日現在
※イラストの《名所江戸百景 王子装束ゑの木大晦日の狐火》の模写は足立区立郷土博物館所蔵のものから行いました。
歌川広重の浮世絵シリーズ《名所江戸百景》より、「王子装束ゑの木大晦日の狐火」です。
榎とおぼしき大木の幹に、大勢の狐が狐火を灯して集まっている様子がうかがえます。
そしてその奥にも、なにやら大勢が火を灯してあつまっているようですが…
これは、一部に馬のような影もみえることから、狐火を観にやってきた人々の姿なのでしょう。
まもなく明くる年の吉凶はいかに…?
と、気になる心持は、昔も今も一緒ですね。
今年も王子の狐たちが、新年の吉報を知らせる狐火を、こっそり灯してくれますようにと願って。
よいお年を~
【用語出典】
・狐火(精選版 日本国語大辞典&改訂新版 世界大百科事典)
https://kotobank.jp/word/-51118
※ウェブページの閲覧日は2025年5月29日

