防災月間、9月なのか3月なのか問題。
毎年、9月になるとスーパーなどのお店で防災用具が一斉に並びますが
2011年の東日本大震災以降は、3月にも同様の光景がみられるようになりましたね。
まぁそんなことはどうでもいいんですが…
9月の防災月間に関連して、今回は、地震に深する江戸時代の絵画ジャンルについて紹介します。

マンガにルビをふり忘れましたが、鹿島神宮にある石は「要石(かなめいし)」といいます。
マンガで紹介した鯰たちは、参考文献で示した国立国会図書館のイメージバンクから見つけることができます。
瓢箪で押さえつけられている鯰や、相撲を取る鯰は、鯰があらぶって地を揺るがす俗信から連想しやすいイメージですが
旦那姿で酒食を楽しむ鯰は、一体何なのでしょう…?
と思っていたら、『日本大百科全書』の「安政の大地震」の項目によれば、
地震によって裕福になった人々を風刺するために描かれた鯰絵もあったようです
でっぷりとふくよかな鯰の旦那姿も、同様の意図のもとで描かれたのでしょう。
地震を起こす鯰のイメージが、地震によって裕福になった人々の姿に重ねられ、豪遊しまくる姿が絵に描かれる…なかなか鋭いウィットに富んでいますね。
是非、NDLほか浮世絵を飾っている美術館・博物館でお気に入りの鯰絵を探してみてください!
【参考文献】
・鯰絵 NDLイメージバンク
https://ndlsearch.ndl.go.jp/imagebank/theme/namazue
【用語出典】
・「鯰絵」(日本大百科全書)
https://kotobank.jp/word/-589621
・「安政の大地震」(日本大百科全書)
https://kotobank.jp/word/-429355
※ウェブページの閲覧日は2025年9月8日

