鯉に乗る仙人たち −色んなところへ連れていきます−

日本の絵画でもしばしば描かれる中国の仙人たち。

その中には、鯉に乗るエピソードが伝わっている人物が二人います。

それが、子英(しえい)と琴高(きんこう)です。

まず子英は、以下のような逸話が伝わっています。

中国の舒郷に住む子英は、ある日、見事な赤い鯉を捕らえます。

それを大切に育てたところ、鯉は角や翼が生え、空を飛べるようになりました。

鯉は子英を天へ誘い、子英はそれに応じました。

それ以降、彼は毎年天から地上に戻って妻子と再会し、また天に帰る生活を繰り返したとされています。

(立命館大学アート・リサーチセンター ArtWiki「子英」より要約)

???

お次に琴高。

中国の趙出身の琴高は、琴の名人として知られる仙人です。

ある日、彼は「龍の子どもを捕まえてくる」と言って川に入り、約束の日に鯉に乗って水中から現れたという伝説が残っています。

(立命館大学アート・リサーチセンター ArtWiki「琴高」より要約)

※ここでも鯉は赤い鯉とされていますが、日本の絵画の中では、赤くなく通常の黒い鯉の姿で描かれることが多いです。

…やはりよくわからないお話…

仙人の逸話の中で、鯉はお空の上に、海の中に、色んなところへ連れて行ってくれます。

登龍門(とうりゅうもん)のエピソードから、鯉に龍のイメージが重ねられているのでしょうか…

人が一人乗れるサイズの鯉が空を飛ぶ…ちょっと怖いかも?

登龍門のお話はコチラ↓

【用語出典】
・「子英」(立命館大学アート・リサーチセンター ArtWiki)

https://www.arc.ritsumei.ac.jp/artwiki/index.php/%E5%AD%90%E8%8B%B1

・「琴高」(立命館大学アート・リサーチセンター ArtWiki)

https://www.arc.ritsumei.ac.jp/opengadaiwiki/index.php/%E7%90%B4%E9%AB%98%E4%BB%99%E4%BA%BA

※ウェブページの閲覧日は2025年5月22日


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